ビットコインが3回目の半減期を5月12日に迎えたようです。
半減期を迎えると、過去の2回の例では価格が上がる結果となったらしいのですが、その理屈は難しいことを抜きにすると
- 半減期を迎えるとマイナーへの報酬(=新規発行)が半額になり、マイナーのやる気が下がる。
- やる気が下がると発行枚数が抑制されるので、市場に存在するビットコインの枚数の増え方が遅くなる。
- すると需要と供給の関係から、供給が減り、需要が増え、価格が上がる。
ということだと理解しています。
ただこの理屈通りに行くのかどうかは、わかりません。
需要と供給のバランスが働くのは間違いないですが、発行枚数が抑制されるからと言って必ずしも需要が喚起されるとは限らないからです。
実際、5月12日以降のビットコインの価格推移を見ると、
特に一本調子で上昇ということではありません。
過去の2回の半減期以降の価格推移を見ても、数年かかって上昇しているので、それが半減期が原因なのか、その他の要因があるのかは今一つよくわかりません。
たぶん半減期の存在は、価格上昇の一つの要因であり、その他の要因(例えば新興国のデフォルト)と相まって結果がでてくるのでしょう。
また、一か月後にチェックしてみます。